メンテナンス
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オイル
ミニは他の車と違い、エンジン、ミッション(ATはトルコンも)、デフとすべて同じオイルを使用して動いています。そのためオイルの劣化が早いので、交換は3000キロを目安に行うと良いでしょう。また、走行距離が3000キロに満たなくても季節の変わり目ごとにオイル交換することをお勧めします。ミニに使用するオイルは温度変化に強く、ミッション・デフギヤにも優しいオイルが望ましいので、幅広い温度に対応しているマルチグレード(10w-40、20w-50)の化学合成オイルを使用することをお勧めします。
そして、オイルエレメントは、基本的にオイル交換2回に1度の割合で交換すれば良いのですが、安価なものなので毎回交換することをお勧めします。
冷却水(ロングライフクーラント)
冷却水はエンジンの冷却はもちろん、内部の防錆や水の凍結を防止する役目をしています。気をつける点はオーバーヒートによるエンジンのダメージです。原因は水漏れ、自然蒸発などと色々ありますが、元々冷却効率の悪い車なので水の量はまめにチェックする必要があります。また、ミニ1000などの電動ファンが付いてない仕様のものは、ファンの取り付けやコア増しラジエター装着などの方法で、冷却水の増量にともない放熱効果を高められることが望めるでしょう。また、冷却水も劣化するので交換が必要ですが、見た目に判断しがたい場合はショップなどで点検することをお勧めします。
電気系
バッテリーのチェックは他の車とあまり大差はありませんが、アース不良による電圧不足が原因でバッテリー上がりを引き起こすことがあります。インジェクションモデルでは点火系にまで影響を与える場合がありますので注意しましょう。また純正アースコードは細くて頼りないので、ささくれなどができた場合は即交換しましょう!インジェクションモデルはアーシングシステムコードがかなり有効です。
点火系はプラグの予備を持つことをお勧めします。エンジンの始動不良や、吹けあがりの悪い時に交換してみると改善されたケースが良くあります。また、クーラー付き車は専用レンチを使えば簡単に交換できます。プラグコードもゴムの劣化など目で見てわかるようになれば即交換することをお勧めします。